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経営者なら押さえておきたい!返済不要で資金調達できる助成金とは?

契約時の費用・経営情報

会社の資金調達の中でも最も有効的な手段の一つである助成金。

ですが、助成金とは何なのか、詳しくご存じない方も多いのではないでしょうか。

今回は

そもそも助成金とは?

なぜ返済不要なの?

どのような種類のものがあるの?

その他申請の手順や注意点は?

などの疑問についてお答えします。

そもそも助成金とは?

 

主に厚生労働省所管で交付される雇用系の公的資金のことを指します。

融資などとは異なり、返済の必要がありません。

雇用に関するもの、

創業教育訓練に関するもの、

福利厚生に関するものなど、

現在50種類以上が公募されています。

先ずはそれぞれの助成金の対象条件を知ることが、

受給への近道です。

助成金と補助金の違いとは?

◆助成金とは

・主に厚生労働省から交付されます

・要件を満たせば確実に受給できます

・人財を雇用したり、雇用条件を改善したり、主に雇用関連について公募されます

◆補助金とは

・主に経済産業省から交付されます

・申請書類を提出し、採択されなければ受給できません

・新規事業の経費補助、販促活動の一部を補助など、主に事業関連について公募されます

代表的な助成金とは?

『キャリアアップ助成金』

非正規雇用者の処遇改善取り組みを支援するものです。

正社員化、高年齢者やひとり親家庭の父母の雇入れ、研修の実施、評価制度の導入など、

非正規雇用者の処遇改善を行った企業に幅広く支給されます。

※キャリアアップ助成金の一例(正社員化コース)の詳細はこちら

『トライアル雇用助成金』

ハローワークや職業紹介事業者等の紹介により、一定期間試行雇用した場合に支給されます。

若年・女性労働者向けのものや障碍者向けのものなど、複数のコースがあります。

※トライアル雇用助成金の一例(一般トライアルコース)の詳細はこちら

助成金を申請する際の注意点とは?

支給要件や受付期間に注意するのはもちろんですが、

助成金の払込が

「原則として後払いである」

「一括で受け取れるとは限らない」

ということにも注意が必要です。

 

助成金受給を目指すあまり無理な雇用を行い、

事業そのものに負担がかかってしまっては本末転倒です。

 

現状や今後の事業計画等をよく検討し、

無理のない助成金を申請すること重要です。

申請の手順は?

助成金受給までの手順はおおまかに下記の通りです。

1.会社の条件に合った助成金の情報を調査する

2.申請書類を提出する

3.事業遂行(事業支出)を行う

4.請求申請を行う

5.行政機関の審査を受ける

6.審査合格

7.助成金受給

 

最近は申請する企業が増えてきているため、

(6.審査合格)~(7.助成金受給)まで数か月かかることもあります。

資金繰りや決算状況等も良く検討しながら進める必要があります。

会社の目的にあった助成金を申請しよう!

返済の必要がない資金は純収益と同等であり、

企業にとって非常に大きなメリットであることは言わずもがなです。

しかし手段と目的を混同してかえって経営状況を圧迫してしまっては元も子もありません。

 

自社の実態に合った適切な助成金とは何なのか、

先ずは社会保険労務士にご相談されることをお勧めいたします。

※厚生労働省が交付する助成金の「作成、提出代行」は社会保険労務士の独占業務です。

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